アルプス純正ではない流用インクリボンを用いた赤・青・緑の三色を加えてカラーサンプルを作ってみましたよ。
使ったリボンは、OKIのではなくシャープのワープロ用リボンカセット。近所で買えたので・・・。
これ、本当に使えるかは判らなかったのですが、中身を詰め替えたら使えるんじゃね?と思い、お買い上げ。
TypeWというのとTypeEWというのがあったので、両方購入してみました。

ちなみに使ったカセットはこんなの。
イエローのカセットはアルプス純正のもので比較対象として置いてみました。
その手前にあるのがTypeEWの緑カセット。アルプスのものと形状は同じですので、バーコードシールを貼るだけでそのまま使えます。両方あるならこちらを買うのがオススメ。TypeWの方はカセット形状が違うので、分解してリボンの巻き替えをする必要があり、ちと面倒。だけど使えましたよ。

こちらが印刷結果。シアン、マゼンタあたりの大きな色ズレは、印刷途中でカール矯正エラーが出て、一度印刷をリセットしたからです('A`)
見てくれはイマイチですが、色見本としての影響はないからいいか・・・。
プリンタの個体差と言う事もあるのかもしれませんが、全体的に印刷ミスが多くてこれらの流用色はあまり重ね刷りに向いてないという印象です。特に緑・青・赤の上にホワイトを乗せるのは、剥がれや色ムラがあったりしてあまりいい結果を齎さないようです。
前回出せなかった茶色(青x1→赤x4)やオレンジ(赤x1→黄x4)は、バリエーションは少ないながらも出せました。x3以上重ねないとそれっぽい色にならないので実用には不向きかもしれませんが・・・。
緑・青・赤の単色刷りは、x1だとかなり薄めの色になりますね。緑はx1でエメラルドグリーンって感じですよ。

あと気になったのは、リボンの縁はインク剥がれによる失敗が多いようです。
これは元々定着の良くないリボン(又は組み合わせ)で発生しやすい現象だと思うのですが、改行する位置を把握していれば、そこにかからないように定着の悪いリボンの図柄を配置する事で、印刷失敗率を下げる事が出来るかもしれませんね~。(対象となる幅は狭いので、あまり実用的ではないと思うけど)
取りあえず色見本を作ってみましたが、これを生かすデカールを作るには、データ作成の時点で出来上がりをイメージしながらレイヤーを組む必要があり、多色刷りになればなるほど面倒で難しくなります。
飽きっぽくて根気の無い自分に、この色見本を生かす日は来るのだろうか。そこが問題だ。
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- 2009-12-19
- 実験
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MD-5500もとうとう販売終了が決まっちまいましたね。
ところで、
緑、青、赤の各色下地の上に載せてるホワイトって特色ホワイトですよね。
ベースドホワイトならイケる色があるかも。
あと、アルプス純正でもページ合成する時に
色と色の間に光沢仕上げクリアを入れると良い結果になる場合がありますが、
今回のカセットとはどうなんですかね?
うちもカセットが入手できるうちに、
せっせとデカールをプリントアウトせねば。