とある日、たまたま日産札幌ギャラリーの前を通りかかった時に、自分の目に入ったクルマ・・・。

おおっ!こいつは410ブルーバードのサファリ仕様じゃないか!
あまり詳しく知らなかったけど、クラス優勝をしていたそうな。総合では6位だったかな。
ちょうど昼休みの時間だったので、中に入ってじっくりと観察することに。
カメラなんて持ち歩いてなかったから、クルマは携帯電話で撮影。この日は天気が悪かった上に屋内ってこともあって、ピンぼけ気味の写真が多かったけど、模型を作る程度なら不自由しないくらいには撮影できました。
てな事で、BMWはちょっとストップ(ちょっと飽きましたゴメンナサイ)して410ブルーバードを始めます。スイフトも近々やるつもりだけど、まずこっちからいきます。
使用キットはこちら。

これは日東のモデルらしいです。元はかなり古いキットだと思うけど、ボディの雰囲気はとてもいいですね。ワイパーはボディと一体になっていますが、これは削りとってしまおう。
レジンっぽい色をしてますけど、プラスチックモデルです。これ、市販車仕様で作ろうと思って買っておいたものですが、ラリー仕様の実車を見たら気が変わりました(笑)

早速デカール作りから。使い慣れたcadでチマチマとね。
参考になりそうな画像を貼り付けて境界線をなぞり、ハッチングをかけるだけの単純作業。メーカーロゴを全部やるので結構面倒くさいのですが、うまく出力できた時の喜びは格別なんですよね~。
今回は単色刷りでやるので、レイヤーをインクリボンごとに振り分けて、上から順に印刷していきます。
01ホワイト 02ホワイト の様に同じ色が二回続いているのは、重ねて印刷する事でその色を強く発色させる意味があります。ホワイトは二回重ねる事で、かなり透けにくくなりますし、シアンは一回目だと青に近い水色が出るのですが、二回重ねると普通の青っぽい色になります。こんな調子で色をコントロールしてお目当ての発色を目指します。
(なんて、偉そうに言うほどカラーバリエーションはありませんけど)
また、普通にホワイトを二回重ねるとインクリボンが切れてしまう事がある(経験あり)ので、ホワイトを重ねるときは、間に光沢仕上げを挟むようにしています。

ここのところかなり忙しかったのもあって、ここまでくるのに一ヶ月以上もかかってしまったりして・・・。
取りあえず版下ができたので、サイズを確認するべく普通紙に出力してボディに貼り付け。

サイズチェックも終わったので、出力してみました。狙いどおりの色になるかちょっと不安があったのですがまずまずかな。印刷そのものはそこそこ綺麗にできたと思うのですが、カーナンバーの黒い所だけ横にかすれが出てしまいました。大判モノはある程度仕方ない(のか?)・・・と思いつつ、ここはボディへ貼った後に黒でタッチアップしときます。
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